LSA ジャパンでIFAコースの解剖生理学を長年ご担当頂いている帝京大学医真菌研究センター名誉教授の安部茂先生の特別講座を企画しました。
アロマテラピストとして、また、ご家族の新型コロナウイルス感染対策として必要な理論と実践を抗菌アロマテラピー研究の第一人者であられる安部先生に分かりやすくレクチャーして頂きます。
今回はオンラインでの開催となりますので、遠方の方でも移動を気にせずに受講頂けます。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
*ZOOMが初めての方でもスタッフがご案内しますので簡単に受講頂けます。希望者には通話テストを実施しますのでお申込み時にお書き添えください。
<安部先生より講座のご紹介>
我が国においても新型コロナウイルス感染状況は新しい段階に入ったようです。冬季に入り患者数が増えてきても、政府は相変わらず「3密を避けよ。マスクをせよ」としか言いません。そのほかの有効性が期待される対処法があっても、確かなものでなければ公的には、アドバイスできません。この状況でアロマテラピーを学んだ私たちは何ができるか解説します。まず、ウイルス呼吸器感染の防止の過程は以下の3段階に分けられます。
ステップ1. 私たちが吸い込む空気中のウイルス粒子数を減らす。
ステップ2.ウイルスを少し吸い込んでも深刻な上気道感染を防ぐ。
ステップ3.上気道感染を起こしても肺などの下気道や、全身に感染を広げない。
どのステップも大切ですが、アロマテラピーなどの自然療法としては、ステップ2が最も重要だと思っています。
今回のセミナーでは、新型コロナウイルス感染過程をわかりやすく解説するとともに、主としてステップ2に注目してウイルス感染防御に、アロマや植物成分が役立つ可能性についてご説明します。
具体的には、
〇新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスとの違い
〇うがいや鼻うがい、ゼリーやアロマキャンディ—を食べたりすることが、感染予防につながる可能性
〇アロマの抗ウイルス作用や、ウイルスを排除する腺毛運動やウイルスが粘膜に付着する過程へのアロマの作用
などについて解説いたします。いずれも、有効性が完全に証明された対処法ではありませんが、アロマテラピストが知っておくべき期待される感染対策法だと私は考えます。
講師 | 安部 茂
帝京大学医真菌研究センター名誉教授 東京大学薬学系大学院博士課程修了・薬学博士 日本医真菌学会、日本細菌学会、日本アロマセラピー学会などに所属
→抗菌アロマテラピー研究会サイト |
講座名 | アロマテラピストのためのウイルスの呼吸器感染対策 |
日程 | 2021年1月30日(土) 10:00~12:30 |
受講料 | 8,800円(税込) |