2018年にフレグランスジャーナル社より出版された「精油のヒーリング·インテリジェンス」の著者、カート·シュナウベルト博士がLSAで再び教えてくださることになりました。今回は3回の講座でいくつかのトピックに分けてお話しされます。
<各講座の内容>
①南仏の芳香植物について
南仏はフランス式アロマテラピーに使用される多くの精油の原産地です。プロヴァンスに育つ各種ラヴェンダー、スパイクラヴェンダー、ハイブリッド種のラヴァンジンの生育エリアや特徴的な効能に焦点を当てます。また、コルシカ島は特徴ある精油が採れることで有名です。魅力的な生物多様性に富んだこの島には、ローズマリーCTベルベノン、ヘリクリサム(Helichrysum italicum)、イニュラ(Inula graveolens)、グリーンマートル(Myrtus communis)など酢酸ボルニルが豊富な植物が多く生育しています。これらの植物と精油、産地での観察や経験をお話しします。
②現代のニーズに応えるシナジー・フォーミュレーション
パンデミックが終息し、落ち着いたところで様々なインフルエンザや帯状疱疹で悩む方が増えています。今回は日常生活に考えられる不調に対してどのような精油がより効果的か、またブレンドによってどんな効果があるかをお話しします。PMSや更年期、痛みをはじめとしたさまざまな症状に関する精油での対処法を紹介します。
③慢性病と慢性炎症に対してのアロマテラピー
慢性的な症状にどのように対応していくといいかをメカニズムを交えて紹介します。さまざまな見解があり、フランキンセンスとジンジャーの鎮静のメカニズム、フランスでの医療現場での精油を使ったサポートケア、ジェフリー·ユエン道士の中医学の見地から慢性病にアプローチする方法、COPD(慢性閉塞性肺疾患)への取り組み方などについてお話しします。
講師 | カート・シュナウベルト博士 ミュンヘン工科大学大学院博士過程修了、その後、大企業や世界的な組織でリサーチを行なう 1980年代よりフランスで医師のダニエル・ベノエル博士、ピエール・フランコム氏と共に研究 1983年よりカリフォルニアのパシフィック・インステテュート・オブ・アロマテラピー代表 主な著書:「アドバンスト・アロマテラピー」「メディカル・アロマテラピー」「プラント・ラングエージ」 化学者としての視点と、化学だけでは全ての答えは見いだせないという考えにより、生物学や民族植物学を取り入れたエッセンシャルオイルの理解を深める。LSA Japanの教育顧問 通訳: バーグ文子 LSA Japan校長 |
講座名 | カート·シュナウベルト博士の精油のヒーリング·インテリジェンス 3講座【アーカイブ講座】 |
内容 | ①南仏の芳香植物について
②現代のニーズに応えるシナジー・フォーミュレーション ③慢性病と慢性炎症に対してのアロマテラピー |
時間 | 各回 2時間 |
受講料 | 各回 9,900円(税込)
*テキストはPDFでお送りします *カート・シュナウベルト博士の通信教育を2019年3月以降にお申込みされた方は半額 |