久しぶりにLSA Japanの研修旅行を開催しました。20名の参加者と主催者側2名で総勢22名で出かけてきました。バカンスの始まる寸前だったのでニースも混み合っている感じではなかったのが良かったです。

ニースに到着してから翌日グラースに２日間通い、香料植物園や香料博物館、蒸留器の展示や実際に機能しているフラゴナールの工場の見学、センスの良い街並みなどを満喫しました。

その後にプロヴァンスに向かい、ネリー·グロジャン博士のご自宅と元「香りと香水の博物館」だった広大なハーブガーデンと14世紀の修道院だった建物をリノベーションしたエアーB&Bに宿泊しました。割とワイルドな作りで大変な部分もありましたが、二度と行けなくなる可能性もあるので、あの特別な空間をぜひ紹介したいと企画に入れました。

今回は香料博物館の展示物を詳細に説明することをメインにしたいと思います。素晴らしいガイドさんが午前午後、とても詳しく説明していただきました。それでも時間の関係上、紹介しきれない展示物が多く、私も通訳をしながら可能な限り展示物を写真に収めてきたので、情報を紹介します。古代〜現代までの香料に関する貴重な展示物が満載です。スライドをお見せしながら説明して行きます。

自分自身はグラースは4回目で、過去、様々なところを訪ねましたが、今回訪ねたガリマールやフラゴナールなどのグラースの有名な老舗香料会社の様子も紹介致します。このように画像を見て説明を聞いて行くと一緒にバーチャルツアーをしているような気分になります。是非ご参加くださいね！

南仏ツアーに参加した方々は、見落としや深く掘り下げられなかった部分を見ていくのも面白いと思います。ネリー·グロジャン博士の「香りと香水の博物館」のかつての写真も紹介します。

＜内容＞
ニースの歴史、グラースの歴史、グラース国際香料博物館（MIP）、MIP付属香料植物公園
フラゴナール、ガリマールについて、ラヴェンダー博物館、ラヴェンダーフィールド（ソー）
アヴィニヨン教皇庁、ネリー·グロジャン博士とフィトアロマテラピーについて