カート・シュナウベルト博士の精油のヒーリング・インテリジェンス・アロマテラピー・コース

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シュナウベルト博士はドイツ、ミュンヘンの出身で70年代よりサンフランシスコに在住されています。アメリカにアロマテラピーを紹介した最初の人物と言われており、特にダニエル・ペノエル博士とピエール・フランコム氏との関係は40年以上にも及び、フランス式アロマテラピーをベースに化学博士として広
い見解からアロマテラピーの研究、理論、実践を紹介しています。

世界中で多くの読者から絶賛された「アドバンスト・アロマテラピー」と「精油のヒーリング・インテリジェンス」が日本ではフレグランスジャーナル社から出版されました。

LSA Japanではシュナウベルト博士の強い要望により、最新情報を満載したフランス式アロマテラピーを基礎とした通信コースを開講しています。今までのアロマテラピーのアプローチの問題となっていた禁忌と安全性の見解の違いなどを鋭く分析し、新しいアプローチを紹介しています。

偏りのない、化学的、生物学的根拠と共に歴史的、文化的、地理的な背景も考慮したバランスの良い内容です。使用法は基本的にはフランス式を基本としています。現在問題となっている使用法の論争に関しても、いいか悪いかではなくて、細かな条件を踏まえた上での可能性を示してくださっています。多くの
疑問に答えが見つかるはずです。

シュナウベルト博士からのコメント: 現在のアロマテラピーコースの殆どが20年前の知識を学ぶものばかりである。当コースは最も新しい情報を伝えており、最新の知識を知りたい人たちのために書きおろしたものなので、ぜひ活用してほしい。

*このコースは初心者向けではなく、基本を知っている方のためのさらに知識と理解を深めるためのコースです。

*精油のヒーリング・インテリジェンス(フレグランスジャーナル社刊)も教材に入っているので学習にお使いください。

*勉強を進めていく上で助けになる練習問題が30問あります。添削を希望される方は請求し、提出して下さい。添削は受講料に含まれています。また、シュナウベルト博士への質問も受付けています。

*精油の50種のサンプルセットはコース料金に含まれます。コースの中では番号と学名で示した精油を指示どおりに試して、実際に香りを比較したり使用感を経験したりして知識と実践を積みます。今までは本で読んでみたものの、実践となると精油の質が不明確になりやすい一般的なアロマテラピーの学習の欠点を改善しました。

*サポートコースも定期的に開催しており、ZOOMでの参加も可能です。この通信講座の受講者は、参加費が半額になります。

コースに含まれるもの
  • 「精油のヒーリングインテリジェンス」フレグランスジャーナル刊
  • A4版で360ページのテキストは6章で構成されており、カラー写真や図表が豊富です
  • 50種のサンプル精油キットは生徒自身がフルに偽和のない良質の真正精油のクオリティーを経験してもらうために付けています
    ※各2ml(ジャーマンカモミール、ローズアブソリュート、ローズオットー、メリッサは各1ml)
    ※1〜38番まではコースの内容で番号が決まっています。39〜50番までは後半のレシピに紹介されているもの
修了試験 修了試験は連絡を頂ければ、シュナウベルト博士が個別に出題をし、LSA Japanで翻訳したものを郵送致します。ご自宅にて回答いただき(テキストを使用してよい)LSA Japanに返送してください。回答を翻訳してシュナウベルト博士に送ります。合格と認められた場合、シュナウベルト博士主宰のパシフィック・インスティテュート・オブ・アロマテラピー(米国カリフォルニア州)より修了証が授与されます。
* 回答はテキストの中にあるものと自分で考えをまとめるタイプのものとがありますので、十分力試しになります。
* テストには提出期日がありますので厳守してください。
*受講期間は3年です。テストも3年のうちに受験してください。
*修了試験は翻訳料込みで¥22,000です。
受講期間
  • 期間はコース開始から3年間とします。事情があり期間を延長したい方は、書面(メールまたは手紙)でご連絡下さい。認められた場合は半年間延長することができます。
受講費 110,000円(税込)
※テキスト、書籍と精油セット

コース執筆者

  • ピエール・フランコム:世界中で最も進んだメディカル・アロマテラピーの研究をしている。当コースでは精油の電子顕微鏡での精油の殺菌作用のデモンストレーションとクラミジアに対するThymus vulgaris CT thujanolの効果の項に貢献していただきました。
  • ダニエル・ペノエル博士:クリニカル・アロマテラピーのパイオニアの1人。ピエール・フランコム氏と共に数々の感染症や他の症状に対して精油を使用したプロトコル(手順とレシピ)を確立。当コースでは第4章を中心に紹介。
  • カート・シュナウベルト博士:ドイツでベストセラーに選ばれたこともある「アドバンスト・アロマテラピー」の著者。ミュンヘン工科大学の化学博士号を持つ。1985年、カリフォルニアでパシフィック・インスティテュート・オブ・アロマテラピー(PIA)を開設。
  • モニカ・ハーズ:PIAのマネージング・ディレクター/アロマテラピスト。フランス式アロマテラピーを統合し、慢性症状や現代病に対するプロトコルを紹介。30年以上の経験から第5章で紹介しているレシピの効果は安全性、効果とも明確となっています。

コース内容

第1章:精油について
精油を全ての角度から紹介します。精油は生きた植物が産生した物質であるということを理解することが重要です。多様な抽出法、GC/MS分析法などを説明し、純正の精油と偽和された精油についても比較検討します。精油は購入する場によりクオリティーの違いがあります。

第2章:フランス式精油の化学・・・精油の構成とエネルギー
精油の化学と特定の分子グループ求電子性と求核性を論文や文献の引用、図表と共に学びます。

第3章:各方面からのアプローチ・・・中医学、進化生物学、システム生物学
生物学でのシステムがどのように生物の性質に表れているかを探求します。細胞の中の分子を、細胞が器官を、生物群が生物をどのようにオーガナイズしているかを知ると、低いレベルでは表れない性質があることがわかります。従って分子だけを見ていても精油の性質は理解しきれないことも学びます。化学を越えて生物学、中医学などの見解から精油を理解します。

第4章:フランス式アロマテラピー・・・呼吸器感染症と婦人科系疾患
フランス式アロマテラピーの感染症へのアプローチは、その原因と予後のホリスティックな理解が基礎となっています。感染症が起こる時は器官に過度な負担がかかり毒素が蓄積した場合で、毒素排泄の緊急経路を探すことによって起こるという基本前提があります。フランコムとペノエルによるフランス式アロマテラピーの伝統的プロトコルを紹介します。レシピだけでなく手順や考え方を含んだ説明なので、このコンセプトを個人のニーズに合わせて適用できます。

第5章:現代のフォーミュレーション
モニカ・ハーズによる30年間の経験と実績を積んだフォーミュレーション(ブレンド)で、フランス式アロマテラピーと最新の生物学を統合した最も効果的なレシピを紹介。生徒たちがウィルス、細菌、真菌に対して最も効果的なフォーミュレーションを作るガイドラインとなります。さらに感染症を越えて代謝の障害や慢性炎症、関節炎、疼痛、神経系の障害、不眠、頭痛、ホルモン障害、更年期障害などのためのフォーミュレーションも紹介します。

第6章将来的展望
精油がどのように発癌、慢性炎症を予防し解毒を促すかについて学びます。このような作用はアジア産の精油に多く見つかっており、ミルラやジンジャーの精油が注目されています。欧米産の精油は主にモノテルペノイド類の多く含まれた陽の性質を持ち、アジア産の精油は主にセスキテルペノイド類の多く含まれた陰の性質を持つことなどが考えられます。また、フランスのアン・マリー・ジロー・オベール医師はプロヴァンス総合病院において、1800人の癌患者の化学療法や放射線療法での副作用を緩和するために精油を処方しました。従来医療だけの治療を受けた患者との比較で、精油を併用した患者の高い存命率が有意に認められた方法を紹介しています。

注意事項

  • 通信教育の性質上、返品は受付致しかねます。シュナウベルト博士の著書は「アドバンスト・アロマテラピー」(フレグランスジャーナル社刊)がありますので、一読されますとシュナウベルト博士のスタンスを理解できるかと思います。
  • テキストの乱丁、精油の漏れなどがありましたら直ちにお知らせ下さい。新しいものとお取り替え致します。
  • アロマテラピーの書籍には常に書いてある通り、レシピやプロトコルに関しては各々の研究者が年月をかけてリサーチしたものですが、アレルギーや個人的に合わない可能性は常にあり、パッチテストをするなどして十分注意深くお使い下さい。ご相談にのることはできますが、一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。
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